継続する努力も必要です

卒業後を見据えた学びが重要

通信制大学での学び。学生になるにはそれぞれの理由や動機があるかと思いますが、重要なことは「何を学ぶか」よりも「学んだことをどう生かすのか」ではないですか?通信制大学を選択する方の多くは、大学進学経験のない方や、卒業後に学びたいことを見つけた方でしょう。ですが、通常の通学制の大学と同様に、どの学部・学科でどんなことを学習できるのかを把握すること、卒業後にどのような選択ができるのかということを見据えることがポイントです。

自分の学びたいことと、卒業後にやりたいことを照らし合わせて、その学部や学科で学んだことをきちんと活用できるのかもういちど考えてみましょう。また、同じ名称の学部でも大学や学科によって学びの幅は変わってきます。安直に決定せずに、比較しながら自分に合ったところを見つけましょうね。

好きこそものの上手なれ

さて、「なるほど、卒業後に役立つことを勉強すればいいのか」とお考えのあなた。もう一つポイントがあります。通常の大学と同様に通信制大学も多くは4年間学習を続けることになります。そのうえ、自分一人で学習を進める場面が非常に多いのが特徴です。そこで大事なのは、きちんと自分を律して学習を継続できるかということです。たとえば、今はこの分野が成長しているからこの学科に決めよう!と思っても、自分が全く興味のない学問だと挫折してしまうかもしれません。きちんと学習を継続させるために、自分が積極的に取り組めるものかどうかを判断するのも必要なポイントです。 まとめると、「現在、自分が学びたいこと」「入学後、継続して学習できるか」「卒業後、学んだことを活用できるか」という3点をメインに考えつつ、それぞれ皆さんの個別の条件などと照らし合わせると、後悔のない学科選択ができると思います。

英語の教員免許を通信でとることはとても便利です。一度別の場所に就職した場合でも、働きながら英語教員になることが可能です。